Life won't wait.

随分人生を遠回りしてしまいましたので学び直し中です

部落根性(こんじょう)

『こんせい』ではなく『こんじょう』と私の周りで言われている事を書いてみたいと思います。「部落根性」を検索しても殆ど情報が出て来ません。私は歴史的背景のある部落については殆ど知識がありませんが、そちらとは違う内容になるかと思います。

 

語弊がないように先に言っておきますと、自称部落と言われるエリアの方『全員を対象に書く訳ではありません』ので、ご了承頂ける方のみ、読み進めて頂ければと思います。

 

以下は『一部の強烈な方達のお話』になります。

 

私の育った環境では『部落』という言葉自体が差別用語で『使ってはいけない言葉』として学校で勉強したように記憶しています。ですが、町内会よりも小規模な自治会を自ら『部落』と呼んでいる人たちもいます。私の祖父の頃はまだ自ら部落と呼んでいましたが、現在は同じエリアでも別の呼び方になっているようです。これは地域差があるようで、夫の実家界隈では未だ『部落』という言葉を使っています。

 

結婚したての頃に夫の実家を訪れた時「うちの部落が〜」という言葉を聞いてしまい、驚きすぎて顔から血の気が引きました。祖父が愚痴をこぼしているのを聞いて育った私には全く良いイメージが無かったからです。祖父の話から把握していたのは、マナーがない、節度がない、感謝がない、謝らない、たかりが多い、などの自称部落の人たちの人間性でした。

 

その頃はまだ『部落根性』という言葉すら知りませんでした。夫の実家の人たちが、まさに丸ごとそういう物を持った人たちである事を知っていく過程は「辛い」という言葉では足りない程でした。集まっても乞食のように自分よりも財力のある人にたかる光景は俄かに信じがたく、私にはカルチャーショック以外の何者でもありませんでした。

 

結婚してから『自称部落の人たち』について詳しくなる羽目になった訳ですが。息子が結婚すれば何でも嫁のせい、ちょっとした不快な事でさえ嫁のせい、など、大の大人の男達が集まって『責任転嫁を嫁という女性にする』という点には驚愕しすぎて閉口してしまいました。それどころか、昔話の絵本に出てくるような『怠け者』をリアルに見た衝撃は今でも残っています。

 

それらの話を私が親しくさせて頂いている、ひと世代上の方々に話した時に「部落根性(こんじょう)だね〜」と言われ、初めて聞く言葉に「えっ?」となりました。また、そういう方々には『沽券』という文化がある事も初めて知りました。自分を売買する予定もないのに『人に価値をつける』というのは私には信じ難いカルチャーでした。私は自分を売る予定はありませんので貴方一億円、私ゼロ円でも全く構わないのですけど、私にはよくわからない価値が真剣に異常に気になるようで、この先も理解出来そうもありません。

 

夫においては海外生活経験者でもありながら現地の影響は受ける事も一切なく、部落と呼ばれるエリアとは無縁な所に住もうとも、未だ頑なに自称部落の文化を根強く持ち続けています。なので尋常ではない見栄を張りますし、結婚当初は買い物依存症なのではないかと思うほどカードを切るのが得意で赤ちゃんが居たにも関わらず、あっという間に家の中は火の車になった経験は一生忘れる事が出来ない惨事でした。

 

そして、結婚して15年以上経ってから夫に「男尊女卑」と言われました。男尊女卑は今だとセクハラに当たるそうです。私はそのような卑猥なことに関わりたくはありませんので、夫が独りで挑戦してくる状態です。それが何年続こうとも懲りる事なく卑下しようとして必死です。そもそも私には『男尊女卑が成立した状態』など想像もつかないのに、です。

 

彼らにモラルハラスメントが必要なのは上記部落根性との大きな関連性があると個人的には思っています。私が小学生の頃は見栄っ張りなクラスメイトが居れば「カッコつけマン」などという格好の悪い呼ばれ方をしていましたので、呼ばれた方は恥ずかしいので長く続けなかった記憶があります。そのカッコつけマンがそのまま大きくなったような人たちなのだろうとつくづく思います。

 

そんなカッコつけマンは、自分たちがカッコ悪く見えない為なら何でもします。自分の非、欠点がバレないように他人を使って揉め事を起こしたりも日常茶飯事です。彼らは別居や離婚に対して、とてつもなく惨めである感情を抱くようで『どんな手を使っても応じない』というポリシーを持っています。別居や離婚をするくらいなら死別の方が体裁よく見えるなど、私には「相当ぶっ飛んだ感性をお持ちの方々なのだな」と認識するのが精一杯です。

 

『悲惨よりも悲惨』というのは世の中にあるもので、「子供を産んだら嫁は要らない」という地域があると知った時はゾッとしました。嫁が逃げていなくなるように仕向けるのだそうです。昭和の頃は、現実離れしたようなドロドロしたストーリーの『昼ドラ』が流行っていましたけど「アレがリアルなのが自称部落なのだろうな」と、自分の経験からも思います。彼らが『人権』を理解する日は来ないであろうと推測出来ます。

 

彼らの、とてつもなく良い人であるアピールをしてくるパフォーマンスに騙され、振り返れば人生の選択ミスでそのような所へ嫁いでしまった方や、今現在様々な事情から別れる事なく過ごして辛い思いをされている方もいるのではと思うと他人事ではなく胸が痛みますが、たとえ秘密裏であろうとも『いざという時は一人で生きていける力』を温存しておく事と『似たような経験をしている人は他にも居る。独りじゃない事』を忘れないで欲しいと思います。

 

彼らがそれ等を潰そうと狙ってくるからです。

 

どこから手をつけていいのか分からない程に認知が歪んでいるなと思いますし、上記のようなカルチャーとは全く無縁で育った方は、関わらないに越したことはありませんし、世界観も違います。感性は人によって違いますので『彼らも同じ人間』などという温かめの同一視はしない方が得策です。