Life won't wait.

随分人生を遠回りしてしまいましたので学び直し中です

勝手に『役に立つ人』認定

モラ人の大きな勘違いの中に他人の役割があります。モラ人にとって家族は『役に立つ人』認定されてしまいます。なので年中「アイツは役に立たん!」と言ってモラ人は一人で憤慨しています。

 

モラ人に子供が生まれると自動的に役割が割り振られています。長男は老後の生活費係、長女は身の回りの世話係です。長女が遠くに住んでいると次女が居た場合、その役回りは次女に回ります。

 

彼らの老後は『兄弟みんなでフル介護=親孝行』という独特な概念があり、いざ老後がやってくると、そんな事はやりたくないですから、特に金銭係の息子は絶縁状態になっています。歳を負うごとに親子関係は破綻の一途になり、結局は『ぼっち』という当然の報いが訪れています。

 

孤独死でもするのでは?」という心配は要りません。モラ人は何故か近くに兄弟が住んでおり、アレコレと兄弟に助けてもらって生活しているからです。兄弟から見ても厄介な兄弟だとは思っているであろうと推測できます。

 

『子供は役に立つ人』認定されてしまっているので、困り事があると即座に連絡がきます。子供側にも家族は居るので「無茶言うな!」と言いたくなるような無茶なリクエストで連絡が来ますので、こちら側のスケジュールを押し付けるしか調整方法がありません。

 

モラ人に育てられた子供側は、モラ人になるのか、反面教師にするのか、で生き方が変わって行きます。我が家は夫が前者、私が後者であり、長女が後者、次女が前者になりました。家の中が二分化されて派閥みたいで鬱陶しいです。

 

半沢直樹を見た時に対立姿勢が「コレ、我が家みたいじゃない?」と思いました。そのまま言ってかなり壮絶です。モラ人に『和解』という文化が無いからです。