Life won't wait.

随分人生を遠回りしてしまいましたので学び直し中です

依存症とモラハラ

私圏内のモラ人達は、何かしらの依存症の経験がある人が多いなと思います。一番多いのはアルコール依存症ですが、次にゲーム・インターネット依存症、買い物依存症になります。

 

自己愛が成長していないモラ人が依存症になる可能性は十分にあるそうですが、それを知った時、腑に落ちた事が沢山ありました。モラ人は常に『感覚重視』で生きていますし、依存症から脳の機能が低下して『感覚重視』にもなり得ます。

 

不憫だなと多少の同情をしてしまうのは発達障害による感覚重視ですが、自己愛が成長しておられる発達障害の方も居ますので個人的にはカウントしたくないなと思ってしまう案件です。

 

無論、なんらかの事情で感覚重視になってしまったとは言え、全ての人がモラ人になる訳ではないと思います。モラハラを行う人というのは『そもそも自己愛が成長していない』という前提があります故。

 

感覚重視になっているモラ人は、被害者側から見れば『つけ上がっている人』『高慢な人』『意識だけ高潔な人』『頭がおかしいのでは?』『威張り散らしている人』『キレっ早い人』のような印象を受けます。

 

「知識がつく事でモラハラをやめた」という方も居るようですが、自分のパートナーなり家族なりのモラ人がその可能性があるのか見極めるのはとても難しいです。

 

私の場合はダメ元でしかありませんでしたが、夫には心理教育をしてきました。ステイタス重視で高慢であった夫は、私が資格を取った事で私を信用するようになりました。プラス夫は専門家の元でペアレントレーニングを受けていますので、コミュニケーションのノウハウが増えて来て、少しずつ認識が変わって来ています。

 

現時点で夫はモラ人離脱中という感じですが、自閉症発達障害が関連していたとは言え、私個人の人生としては「このような生活が必要だったのか?」と振り返ると思う部分はありますが「結論が出るような事情ではない」ともよく思います。

 

モラ人である大人達に囲まれてしまった私の子供達は必然的のようにモラ人になりました。一人は離脱していますが二人目は継続中です。二人目である次女は『誰よりも強靭なモラ人』の部類になっており、様々に攻撃性が凄まじいです。次女がここまでになるに辺り、キッカケは『片親疎外』でしたが、増強したのは『ゲーム・SNS』中毒が原因でした。後者については、次女は現在カウンセリングを病院で受けていますが先が長そうで日々過ごす私の生活は壮絶な事が多いです(夫とは不仲以外の諸事情ありきで事実上プチ別居中)。一度依存症になってしまうと、脳の構造が影響を受けてしまうので、依存症のビフォーに戻るのはかなりの期間が必要そうです。

 

何年も前になりますが、アル中の親に育てられた子供が大人になった場合、どのような大人になるのか?という記事を読んだ事があります。『感覚重視の教えが家庭での教育』であった夫にも該当していましたが、一言で簡潔に言うと「多くの場合は感覚重視の大人になってしまう」ようです。依存症の人が子育てをするというのは危険な行為でもあるなと思いましたが、『依存症の人は依存症なだけに絶対に治す気がありません』ので、野放しになっているケースはかなりあるのではないか?と個人的には思います。