私圏内のモラ人は『社会性とは全く別の基準』を持っています。
*人の好き嫌い
「お金をくれるから好き、お金をくれないから嫌い」
「やってくれるから好き、やってくれないから嫌い」
という基準で人の好き嫌いが決まるようです。本人が関係あるようで、殆ど関係ないですよね...。人柄は全く関係ないようです。個人的には一生嫌われていた方がお得な気がします。
*自宅
生活する所、ではなく『やりたい事だけをやって過ごす場所』なのだそうです。モラ人たちは真面目とは無縁で生きていますので『ダラダラして、食べたい時に食べて、寝たい時に寝る』というような怠け者としての過ごし方になっています。マナーもルールも法律も関係ありません。『制限のない自由』に対する想いが病的に強いです。健康管理とは無縁ですので歳月が流れると当然のように何かしらの病気になります。
意外と整理整頓してあるモラ人も居ますが、それ以外はゴミ部屋となっています。衛生面は全く気にされていないので『不潔』は共通点です。
*責任の所在
「自分は何にも悪くない」という固定概念を持っています。モラ人に少しでも不快な事が起きたり、不幸な事が起きたりすると『周りにいる人(ターゲット)のせい』になってしまいます。責任転嫁のターゲットは周りの人たちの中から『一番スキルが高そうな人』が選ばれてしまいます。
常に「自分は何にも悪くない」と決めてあるので当然のようにモラ人は被害者意識が強く、他人のせいで不幸になった、不利になった、と本気で思っているようです。健康管理をせずに生きていても病気になったら『ターゲットのせい』になります。
彼らの中には子供が結婚をすると身内贔屓になるケースが多く、その場合『嫁のせい(婿のせい)』が定番です。嫁婿側になる人は『籍を入れるだけで損が確定』のようになってしまいます。子供側は結婚をした途端、唐突に謎の責任から逃れる事になります。
謎の責任を押し付けられる、叱られる、罵られる、やるまで押し付けて来る等「二度と経験したくない」という気持ちはわからないでもないですが、モラ父に対してスネ夫のような存在になってしまったのが我が夫です。
*モラ人たちの『やり残し』
怠けて生きていると『やり残し』が出て来ます。自業自得によるモラ人の損失も同様に、それらはモラ人以外の人たちが尻拭いをする役だと勝手に決めてあるようです。モラ人の周りの人たちへの恨みレベルの不満が大噴出します。
気がつかないうちに恨まれている事が多かったので、最初の頃は「私、何かしたかな?」という疑問に苛まれました。
*善悪
他人の言動の善悪は、モラ人が『気にいるか、気に入らないか』で決まるようです。気に入れば善、気に入らなければ悪、なようです。モラ人が気に入らなければ『悪いことをした人』扱いになりますので、爬虫類のような目つきで睨まれたり、こじつけのようなクレームを入れて来たりします。
*親孝行
モラ人たちの親孝行の定義は「親をラクさせること」になります。金銭面から身の回りのお世話までフル介護状態を指すようです。当然、誰もそんなことをする子供は居ませんので恨みがすごいですが、身内贔屓が功を奏し『嫁のせい(婿のせい)』という責任転嫁が凄まじいです。結局、嫌われすぎて子供さえ滅多に訪れない老後になっています。
とりあえず思いつく所を書いてみましたが、他にも色々あります。『怠け者』として生きていけるように様々な基準になっておりますし、かなりカルト感が強いです。
そんなモラ人たちは例え元自営業の方であったとしても、結局のところは低所得者層か貧困層に舞い戻ってしまっています。怠けた結果が出ているので当然ですよね。ご当人は周りのせいにしているので本当に被害者で可哀想だと自分のことを思っているようですが...。
彼らと関わる度に考える力と正確な知識の必要性を感じます。